「やんばる野生生物保護センター ウフギー自然館」は、
「やんばる世界遺産センター ウフギー自然館」に改修します。

改修工事のため、令和6年5月6日(月)から閉館し、
リニューアルオープンは令和7年7月以降を予定しています。

※リニューアルオープンの時期については、決定次第お知らせします。

Yambaru Wildlife Conservation Center
Ufugi Nature Museum

やんばる国立公園

みりょく

やんばる国立公園
─亜熱帯の森やんばる 多様な生命育む山と人々の営み─

 やんばる国立公園は、2016(平成28)年に指定された生物多様性豊かな国立公園です。
「やんばる(山原)」とは、「山々が連なり森の広がる地域」を意味する言葉で、亜熱帯照葉樹林の森が広がる沖縄島北部を指しています。やんばる地域は北緯27度付近に位置し、世界の同緯度の亜熱帯地域では砂漠や乾燥地帯など、森林がある地域はほとんどありませんが、ここは亜熱帯海洋性の気象環境により豊かな森が広がっています。

 やんばるの森は日本全体の0.1%にも満たないわずかな面積ですが、琉球列島の形成過程を反映して形成された島々の地史を背景に、日本で確認されている鳥類の約半分、カエルの約4分の1が確認され、ヤンバルクイナなど多種多様な固有の動植物が多く生息・生育しています。また、石灰岩のかいしょくがい海食崖やカルスト地形、マングローブ林など多様な自然環境を有しており、このような自然環境の中での日々の暮らしで生まれてきた伝統的なやんばるらしさが息づく人物景観も特徴です。 

 そして、このような自然環境を将来へと残していくために、希少野生生物の保護や密猟防止パトロールなど、地域一丸となって保全活動に取り組んでいます。

やんばる国立公園のホームページはこちらをご覧ください。