2021年、奄美大島、徳之島、沖縄島北部、及び西表島4地域が、
世界自然遺産として登録されました。

世界自然遺産とは、世界で唯一の価値、すなわち「顕著で普遍的な価値」を有する自然地域で、
未来の世代へ守り繋いでいくべき、人類共通の財産です。

世界自然遺産に登録されるためには、「自然美」「地形・地質」「生態系」「生物多様性」の
いずれかの評価基準を満たす必要があります。

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」は、世界的にもかけがえのない生きものの
生息・生育地となっており、「生物多様性」の評価基準を満たしました。

4 Areas

奄美大島、徳之島、
沖縄島北部及び西表島

これらの4地域は、世界の中でも突出して生物多様性の高い中琉球・南琉球を代表する地域として登録されました。
4地域の面積は、日本の国土のわずか0.5%未満ですが、非常に多様な種の動植物が生息するほか、固有種も多く生息しています。

沖縄島北部(やんばる)

この地域は「山々が連なり、森が広がる地域」という意味で「やんばる(山原)」と呼ばれます。
最高峰の与那覇岳(503m)や伊部岳(353m)などが連なる山並みには、豊かな亜熱帯照葉樹林が広がっています。

照葉樹林
霧林
渓流帯

やんばるの豊かな
生物多様性

やんばるには、維管束植物は約1,000 種、昆虫類は約3,800 種、日本の在来爬虫類の約20%が分布しています。また、ヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネなどの動物や、オキナワセッコクなどの植物は、やんばるの森でしか見られない固有種です。